読書

速読は本当にできるの?できない人のための必読書

a man reading a book

「速読ができれば知識量が増え、物事の判断能力が向上し、悩みなんかも無くなるのにな。」

「速読ができれば、好きな読書をもっと楽しめる。本を買うお金の工面が大変になっちゃうなぁ。」

「速読ができれば、脳の潜在能力があがり仕事やプライベートもなんでもうまくいくようになるのでは。」

そんな願望を持ちながら、数々の速読術を試しましたが一向に速読ができるようになりませんでした。

しかし、先日読んだ本の内容は画期的で、是非活用し、皆さんに紹介したいと思いました。

速読は可能なのか?その答えはメンタリストDaigoさん著書の”知識を操る超読書術”のなかにありました。

他の速読術と違う点を紹介します。

どのようではなくどこを読むのかに注目

本で重要な箇所は2割ほどしかない。そんな話を聞いたことがありませんか?

重要な箇所が2割しかないのならば、その重要な箇所以外は読み飛ばしてしまえ。そんな発想の読書術が本書で紹介されています。

他の速読術はどのように(How)読むかに重点を置いており、右脳の強化であったり、目の動かし方の解説がされています。

一方で、本書では本の何(What)を読むかについて重点を置いています。

10の内容があるとして、読むべき箇所が2割で良いとなると、読み終える時間は単純計算で1/5になります。

質を高める読書前の準備

私は本を購入直後、知的欲求のままにすぐに読み始めてしまいました。それでは読書家としては落第点…

読書は本を読む前から始まっています。読んだ内容をどれだけ理解できるのか、覚えていられるかは本を読む前から決まります。

何をするかとは簡単なこと。この本で何を知りたいかを文章化することです。

旅行は旅行の予定を立てるところから、楽しむのことが出来ませんか?

目的地を決めて、どんなスポットがあるか下調べする。下調べ中も旅行のワクワク感が始まっていますよね。

文章化することで本を読む目的を明確化でき、そのワクワク感が本の内容への興味を引き立てます。読書を一段と楽しむために、本を読む目的の文章化は必須ですね。

本との関係性を構築

親友と知り合いの違いはなんですか?

親友とは共通の体験があったり、共通の知り合いがいたりと接点が多いと思います。

一方で知り合いとは、仕事上で知っているだけなどで接点が少なく、時には名前をなかなか思い出せないといったことも起こるでしょう。

本の内容を忘れてしまう(名前を思い出せない)などは、本を読むことに使った時間を捨てているのと同じです。

人間関係と本との関係も似ているところがあり、対処法も同じです。

それは自分との共通点を探すことです。

本の内容と、過去に読んだことある本の内容との共通点を探しましょう。

本の内容と、自分が過去に経験したこととの共通点を探しましょう。

本の内容との共通点を見つけることができれば、その本と友達になれます。友達から親友となれば、その人の名前(本の内容)は一生忘れません。

本との出会いを大切にするには、その本と親友になることに努めればいいんです。

最後に

本書には本の内容のアウトプット術も紹介されています。10を100の知識があるように見せることも可能であると言及されています。

それはメンタリストDaigoさんだからできることではと思ってしまいますが…

しかし、10の内容のインプット時間を1/5に短縮し、アウトプットの効率を100倍に出来たら、読書の生産性は500倍に跳ね上がります。

しかも、潜在能力などと存在するかどうかわからない力に頼らず、技術として磨いていける本書の読書術は私にとって目から鱗でした。

皆さんにも是非とも読んで貰いたいと思いましたので、下記リンクからぜひともお買い求め下さい。

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