読書

ノウハウコレクターにならないための読書術。内容を忘れないための言語化と現実を変えるための行動について。

book and glasses

こんにちは、ぼすけです。

本の内容をアウトプットしてこそ、自分に身になり
現実世界に影響を及ぼすことができます。
より良い人生を送るために、アウトプットのある
読書をはじめませんか。

本を読めば、知識は増えると思っていました。
本を読めば、頭が良くなると思っていました。
その考えは間違いで、本を読むだけでは
目の前の現実に何も変化は起こりません。

知識を詰め込むだけで、行動に起こさない人のことは
ノウハウコレクターと呼ばれます。
ノウハウコレクターにならない読み方についての
考えを記事にしました。

この記事のポイント

  • 本を読むことで効率よくノウハウや偉人の考えを学ぶことができる。
  • 学んだことを記憶するためには、知識を言語化したり人に教えたりするのがよい。
  • 学んだ知識を使って、行動を起こしたときのみ現実を変えることができる。

なぜ本を読むのか。

まずは、本を読む理由から説明します。
すでに答えのある問題に対して、効率よく
ノウハウを含めて学ぶことができるからです。

  • 答えのある問題を効率よく学ぶため。
  • 偉人の考え方を容易に学ぶことができるから。
  • それぞれの答えを見つけることができるから。

・答えのある問題を効率よく学ぶため。

すでに答えのある問題について、自分の力で導く行為は
すばらしいことですが、問題を解くために時間と労力を
使うことも考慮したとき、効率的といえるでしょうか。
本やインターネットで調べて、問題を解決していくのが
情報社会に必要なスキルといえます。

学校許育では、自分の力で問題を解くことが
重要視されてきました。今までは提示された問題を
どれほど速く解くことができるかといったの情報処理の
能力を鍛えることが必要な社会だったからです。

情報が繋がりやすくなった時代に
専門家が導き出した答えを見つけるのが
容易となっています。AIにより情報処理の
分野については人間を凌駕する時代も近いと考えます。
インターネットやAIが提示した情報について
どの答えが最も良いのか吟味し、より良い答えを
選択していくことが効率的です。

・偉人の考え方を容易に学ぶことができるから。

偉人の人生を追体験する覚悟はありますか。
過去の偉人が称賛されるのは、苦しい体験をはねのけて
成功に至ったからです。

もともと不利な状況下にあったのにも関わらず、成功した。
その成功の秘訣が偉人自伝本には書かれています。

厳しい状況下で学んだノウハウを自分の力で導き出すために
自身も同じ体験をしたいですか。
過去の偉人は成功に至ったけれど、自分が同じ境遇にあったときに
同じような成功を収めることができないかもしれません。
人生は一度きりです、大きなリスクは避けて通りたいです。
本はリスクなして、偉人学びを得ることができます。

偉人が人生を通じて得た教訓を本から学び、
自分の人生に生かしていくことで、少ない努力で、
良い成果が得られます。

・人それぞれの答えを見つけることができるから。

本を購入すれば、数千円で専門家や偉人の
答えや考え方を参考できます。

自分以外の考えと比較することにより
自分の考え方の良し悪しを客観的に見られるようになります。
さまざまな回答から自分に適したものを採用したり
その答えを導き出す過程を利用し、自分が
直面する問題解決に取り組むことができます。

専門家は、その答えを導き出すために科学的な
検証をしています。また、偉人の考え方が現在まで語り
継がれているということが、時代の淘汰に生き残った証です。
そのような考え方と自分の考えかたと照らし合わせ
よりよい選択をしたほうがよいと考えます。

記憶に定着させるためにすること。

本を読んでも、その内容を忘れてしまうと本を購入したお金と
読むことに使った時間を無駄にしてしまいます。
知識が理解できると、その考えを思い出すのが容易になります。
記憶として定着させるためにすべきことを紹介します。

  • 本の内容と自分との関連性をみつける。
  • 話すことや書くことで内容の要約する。
  • 人に教えることで自分の理解レベルを客観視する。

・本の内容と自分との関連性をみつける。

自分との関連性を見つけると、その知識は自分ごととして
記憶に定着しやくなります。

関連性を見つけるとは、過去に聞いた話や経験したことと
似ているところ見つけることです。
過去に経験した失敗を思い出し、本が提示する考え方を
利用していれば、違う結果になっていたかもしれないと
想像してみるこうは、自分との関連性を見つけている行為と
いえます。

また、自分が持っている知識や経験とは、
すでに記憶として定着していることになります。
定着している知識と今読んでいる内容を紐付けることで
新しい知識の定着しやすくなります。

・話すことや書くことで内容の要約する。

本の内容を他の人に伝えるには、得た知識を整理する必要があります。
本の内容を話すときは、必ず要約して伝えますし、
自分の気に入ったところや関心をもったところに着目して
話すと思います。その感情を言葉に変換することが
記憶に定着するためには重要です。

自分の感じたことの言語化は情報の整理に役立ちます。
要点をまとめ、印象に残っている箇所を明確にすることで
感情を言葉として形づくることができます。
一度言葉として、形成したことは話すときだけでなく、
自分がその知識を思い出す時にも利用できます。

・人に教えることで自分の理解レベルを客観視する。

人に内容を教えることも大変有効です。
話すこと、書くことと教えることの違いは
相手がどのような情報を欲しがっているか、
どの点がわからないのかを理解し、
必要な情報を提供する必要がある点です。

内容を理解してもらうために、知識の前提となる
背景知識を伝えなければならないかもしれません。
本人が感じた疑問点にも回答できるようにならければなりません。
教えるという行為には広い知識と、深い理解度が要求されます。

また、人に教えることで他の人がもつ疑問点や着目点を
知る機会になります。いろいろな視点で知識の深堀りが
できるので、自分の理解度や知識が十分なものか
客観視することができます。

現実を変えるためにすること

本の内容を、知識として脳内に溜め込むだけでは身の回りの
現実世界に影響を及ぼすことはありません。
人生を変えるための自分の外の世界にはたらきかける必要があります。

  • 現実を変えるのは行動を起こしたときだけ。
  • 目の前の問題を解決するために本を読む。
  • 良い行動を習慣化することで、意識しなくてとも行動できる。

・現実を変えるのは行動を起こしたときだけ

自分の人生をより良くしたい場合、行動を起こすことは必須です。

ぼすけ

「行動を起こさなければ、現実世界は何も変わらない。」これを伝えたくてこの記事を書きました。

本を読むことで成功はしないが、成功した人は皆本を読んでいる。
だから本を読むべきだ。そう信じて、本を読み続けてきました。
それだけでは、良い成果を得ることはありませんでした。
何が足りなかったかというと、本で得た知識を
行動するまでに至らなかったのは大きな反省点でした。

情報を脳内にインプットし続けても、その内容は忘れられていきます。
英単語をなかなか覚えられないのと同じように、単調に
インプットしていくだけでは、必ずその知識は忘れていきます。
忘れてしまったら本を購入したお金、読んだ時間が無駄に
なってしまいます。

・目の前の問題を解決するために本を読む。

行動を起こすためにどんな本を読めばいいかというと、
自分が今直面している問題について書かれている本を
読むのが一番よいです。

本で読んだ内容を忘れる前に行動に移さなければなりません。
しかし、忘れるまでに読んだ本の内容を利用する機会が
現れなければ、行動に移せない。そんな問題に直面しました。

ならば、今直面している問題についての本を
読むことで、得た知識をすぐ利用することができます。
利用する(行動する)ことで、本を読んだ価値が得られます。

・良い行動を習慣化することで、意識しなくても行動できる。

本で得た知識を自分の習慣に取り入れることができれば、
意識しなくても、行動を起こすことができます。
習慣として定着すれば、しないこと(行動しないこと)に
違和感をもつようになります。

アウトプットを習慣化するために通勤という習慣と
アウトプットする習慣を組み合わせました。
私は通勤時に音声学習として本を読んでいます。
読んだ内容をすぐに言語化するため、会社に着くと
読んだ感想をツイッターに投稿しています。

通勤時に音声学習をするといったすで実施している習慣に、
別の習慣を組み合わせることで、新たな習慣を作るテクニックです。
これにより、私は本の内容を言語化する習慣を
手に入れることができました。

本で読み、良いと思った行動を自分の生活に定着させれば
無理なく行動し続けることができます。

最後に

頭が良くなるから、本を読むことは投資であると考えてきました。
しかし、ただ単調に本を読んでいるだけでは内容を忘れてしまい、
読書がお金と時間を無駄に使っていることに気がつきました。

本を読みその内容をどのように利用するか考えることにより、
読書がよりよいものになりました。

読書が良いものだと知っているけど、成果につながっていないと
感じていた人の参考になれたら幸いです。

以上 ぼすけ

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