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論理と感情。人を動かす文章術とは

Personal conputer and pen

内容を理解されなかったら、その文章はなんの価値も生んでいません。

学校や仕事で習ってきた文章作成方法では正しく説明できても、人を動かすことはできないと警鐘を鳴らしたいです。

人を動かす文章術はまた違った視点から考えないと、あなたの発言はSNSの荒波を切り抜けることはできません。

ある本に出会って、論理的な文章を書くことを目標にするは間違っていると気づかせてくれました。

文章であっても一方的な情報通達手段ではなく、相手がどう感じるかを考えてながら書く、メンタリストDaigoさん著書の"人を操る禁断の文章術"にそう学ばせて貰いました。

本書で学んだ点を3点紹介します。

行動を起こさせるには感情を動かす

私の勘違いのひとつでした。論理的に説明して納得してもらえたら人を動かせるそう思っていました。

「よくはわからないけど、やってみたい。だって、実際やってみなきゃわかんないじゃない」

上記は論理で納得していないけど、行動を起こすパターンの典型になると思います。ワクワクする期待感がひとを行動させる原動力になっています。

冒頭で話しましたが、私は今まで正確に論理的書くことに努めていました。

それは、学校や会社が客観的に評価できる文章に重きを置いているだけでした。ブログやSNSの情報発信では読み手がどう感じるかを考えて文章を構成しないといけないと学びました。

文書が論理的に正しいことを目指すより、感情を揺さぶる文章を目指す。それは、人の決定は感情に大いに左右されるから。文章のあり方について、新たな発見になりました。

読み手の感じ方はそれぞれ違っていい

読み手で感じ方が異なる文章を書いていい、なんてことも思いも寄りませんでした。

今までは、勘違いが起こるかもしれないから詳しく書こうとしていました。詳細を書いてて文の繋がりがおかしくなり、それを直そうとしてもどこから手をつけていいのかわからないことも。

全体として伝えたい内容に変わりがないのなら、詳細の説明は切り捨ててしまう。文章の簡略化により文章の目的をはっきりさせることができます。

これは一例です。

今まで見たことのない美男/美女が電車で隣の席に座ってきたと想像して下さい。

美男/美女が座ってきたことへの緊張であったり、何かを期待するワクワク感を想像して貰いたい文です。

しかし、詳しく書くことで

ぱっちり二重で鼻筋が通り、褐色肌で活発そうでありながら、落ち着きも持った美男/美女が電車で隣の席に座ってきたと想像して下さい。

どんな感情となるかを想像するより、その人がどんな人なひとかに注目がいってしまいます。

細かく書いたところに重きがいき、どんな人だったのか伝えたかった文なのか?といった印象を持たれてしまいます。

また、読み手の解釈に委ねることを許容できると文を簡略化でき、本来目的としていた感情を

細かく書くことで、伝えたいことはそこなのかと注目がいってしまいまた読み手の共感を得られなくなってしまう可能性もあります。

その可能性に気づけたことは大いに勉強になりました。

文章でも印象操作方法がある

文章の冒頭はポジティブな内容を書き、会話のように書くと親しみ易い文章が出来上がります。

文章も人間関係と同じで第一印象がとても大事。そこで、どう感じて欲しいのかの最もアピールできる箇所になります。

また、文章より会話の方が感情をのせて書きやすく、共感してもらい易くなります。硬っ苦しく書いた文章は、書きづらいだけでなく感情がのせづらく、行動を引き起こすこととはかけ離れていきます。

脳は人間関係を構築するために進化してきたのであるならば、文章もそれを意識して書くことで、受け入れられるやすいのではと思いました。

最後に

本書のタイトルでも、人を操るとあるように

聞こえが悪い書き方になってしまいましたが、それはメンタリストDAIGOさんは人を操作するために上記のテクニックを使っているような印象があり、それを売りにした結果だと思う。

上記のテクニックはあくまでも、人の悩みや問題を解決するための商品説明。商品の消費者が気づいていなかった価値に気づいて貰い、商品への満足度向上のために使用していただけたら幸いです。

 

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