妻が怒りながら言うから、その場を取りつくろうために、
無理な要求を仕方なく承諾してしまったことはないですか。
無理に承諾してしまったことって、約束を軽視してしまったり、
すっかり忘れてしまうものです。
承諾した約束が守れなかったときは、
「なんでそんなこともできないの!!」と
妻を余計に怒らせてしまいますよね。
解決策は守れない約束を無理にしないのが一番です。
しかし、妻に責められている緊張状態では
正しい判断ができなかったという経験はないですか。
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私もイヤイヤ承諾したけど、約束を守れなかったりして、
また怒られるという負のサイクルを繰り返していました。
無理な要求を承諾しないために、あらかじめ話の方向性を
決めておくのは有効な方法と思います。
話の方向性が明確になっていれば緊張状態でも、
建設的な話をしやすくなります。
この記事では、妻に怒られているときに
どのように話を進めていけばいいか、提案します。
自分の習慣の棚卸しをする。
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新しい依頼を受け入れる場合は、今の習慣を
変えなければ、出来るようにはなりません。
例えば、新たにやってほしい家事があると依頼があったとします。
新たな家事を引き受けるということは、負荷が単純に増えてしまいます。
いまままでその家事をする余裕が無かったから、してこなかったので
新たな家事を引き受けるということは、何かを辞めなければ
引き受けることはできません。
引き受ける場合何かを辞めなければならない、
何を辞めて、新たな依頼を引き受けるかの結論がでるまでは
新たな要求に承諾してはいけません。
辞めることは、今までしていた家事の頻度を減らすこと
かもしれませんし、テレビを見ていた時間かもしれません。
新たな家事をするとき、何を辞めたらいいのか
妻と話を進めましょう。今までしていた家事の
頻度を下げて新たな家事をする時間を捻出すればいいと
なったら、負荷は増えずに新たな家事を引き受けることができます。
ついテレビを見てしまうといった辞めてもいい習慣が
あるならそれ辞め、家事をする時間に当ててもいいです。
その習慣が中々辞めることができないのであるなら
それを辞めるための手助けをしてほしいと
妻に頼むのも良いと思います。
いままでしていた習慣は本人の力だけでは
なかなか辞めれない場合があります。
人間だから辞めてもいい習慣をついしてしまうこともあります。
そんな時は、優しく、諭すように気づかせてほしいと
妻に頼んでみましょう。
協力的になってくれると思います。
妥協点を見つける。
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次に紹介するのは、お互いの意見の妥協点を見つけ
出すことに注力する方法です。
夫婦といえど、別々の価値観を持つのは当たり前です。
金銭感覚であったり、家事のやりかた、育児の考え方など
少なからず、異なる考え方を持っています。
妻が怒って伝えてきている理由は、
妻の価値観を軽視されたと感じているからです。
価値観を知り、妥協点を見つけましょう。
例えば、金銭感覚の違いについては妥協点を見つけやすいです。
お互い月々どのくらい娯楽費を使いたいか、
いくら貯金したいのかなど、具体的な金額と理由をだし合います。
お互いの要求を具体化、その中で妥協点を
見つけていこうと話合う必要があります。
具体的な数字を出してもらうことでどの程度の
要求なのかの明確化します。また、理由をつけて
説明してもらうことも重要です。
すぐに結論を出せないなら、意見をまとめる時間が
ほしいと落ち着いて考える時間をもらいましょう。
特に感情的になっていると、自分の主張が先行してしまい
相手の主張を受け取れる状況でなかったりします。
そんな状況下で話し合いをしても、お互いが納得する
結論が見いだせません。
夫婦がお互いの要求を具体的に認識すること、
お互いが大事にしている価値観を知ることで、
相手の要求を受け入れ易くなります。
相互理解が進むにつれて妻の怒りも少なくなっていきます。
聞き役に徹する。
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全てのものごとに決着がつくわけではありません。
夫婦間の要求が相反していた場合、お互いの要求を満たす
答えは存在しません。存在しない答え探すことほど
不毛なことはありません。
結婚とは価値観の違う二人が共同で生活することです。
一つの結論を出せないこともあると、念頭にあるだけで
広い心でパートナーの意見を聞くことができます。
長い夫婦生活の中で考え方が変わりパートナーの考え方を
受け入れられるようになるかもしれません。
そんな時期がくるかもしれないと気長に待つことも一つの手です。
また、女性はアドバイスを求めているのではなく、
感情に共感してもらうことを求めていると聞いたことは
ないでしょうか。結論がでない話と思ったときには
妻の感情に寄り添うための聞き役に徹しましょう。
妻の不満を聞き、理解を示すことで、ストレスが
軽減されます。ストレスが軽減されることにより、
妻に怒られることが減るならばお安い御用です。
まとめ
妻が怒ってでも伝えてくることは、今まで妻の意見に
耳を傾けなかった(と思われている)ことが原因です。
そうならないために、妻の言葉に普段から注意を
払う必要があります。
しかし、仕事、家事や育児などで疲れで、
いつも妻の話に耳を傾けることができないときもあります。
怒る時は、(夫が気づかないうちに)妻が不満を積もらせて
しまっています。
妻が怒り、責められているといった緊張状態でも
建設的な話し合いをするために、以下の3つを意識して下さい。
- 自分の習慣の棚卸しをする。
- 妥協点を見つける。
- 聞き役に徹する。
怒られているといった緊急時に、適切な行動をするために冷静に
対処出来るときに準備が必要です。
過去に怒られた経験があるなら、そのときどのような
話の進め方をすればよかったかシュミレーションすることも良いでしょう。
建設的な話し合いができれば、守れない約束をすることもなくなり
円満な結婚生活をおくることができます。
参考図書
幸せな結婚生活を送るためには、夫婦が建設的な
話し合いができる環境が必要です。
夫婦のコミュニケーションの指南書として、
ジョン・M・ゴットマン著「結婚生活を成功させる七つの原則」を紹介させてください。
十六年間で千数十組の夫婦を面接し、六百五十組の夫婦を十四年間
追跡調査し、日常生活のちょっとした配慮によって夫婦生活が
幸福にも不幸になりうることを本書は指摘しています。
人生の大半を占める結婚生活成功の秘訣が、この一冊で
学ぶことができるので一読をおすすめします。